夢!情熱!全肯定バンド「カラーボトル」
今もっとも旬なワード、「山本圭壱 復帰」
そう、あの極楽とんぼが10年振りにTVで復帰したのだ。非常に衝撃的で感動した。
特に、最後辺りの加藤さんの怒り、呆れ、優しさ、ホッとした感情、全てが入り交じった言葉の豪速球を真正面から受け止め、本当に申し訳無さそうにヘロヘロなボールを返す山本さん。
物凄いやり取りがテレビで映っている。
久々に目が釘付けになった。
ヤラセやら犯罪者をテレビに写すな!やら色々と賛否両論あったようだが、そんな事を考えさせないような、加藤さんの感情が画面からビンビンと伝わってきた。
本当に感動した。
さて、「題名となんの関係も無いじゃん。」と思っている方もいるだろうが、いやいや、関係大有りだ。
番組最後のフィナーレの所で、カラーボトルの「10年20年」が使われていた。
なんという使い方。スタッフが天才過ぎる。
今年番組20周年めちゃイケの人気を初期から作ってきた極楽とんぼ。そして、山本さんの不祥事から長すぎる10年という謹慎期間。
で、この復帰SPのフィナーレにカラーボトルの「10年20年」涙しか流れない。
ドンピシャ
さて、前置きが少し長くなってしまったが、ここからが本題。
ド直球バンド
10年20年経って 肩組んで 笑っていたいな
10年20年経って 泣いていても まあいいかな
いつか いつか いつか
いつか いつかは いつだ いつなんだ
(10年20年より一部抜粋)
何度も書いたが、これがめちゃイケSPのフィナーレの歌。
「山本圭壱 復帰」を題材に決めた番組のフィナーレに相応しい歌だ。
誰にでも好きな歌はあると思う。
その理由も、カッコいいから、可愛いから、歌詞が好き、音楽性が好き、など様々だろう。
そのなかでも、自分の人生に沿うような歌。
大切な思い出をプレイバックしてくれるような歌って、何万倍も良く聴こえるし、思い入れっていうのも特別な物があると思う。
そう。このカラーボトルの「10年20年」はまさに山本圭壱の歌だ。
カラーボトルがこの時の為に書き下ろしたんじゃないかっていう位のドンピシャの選曲。(7年位前の歌です。)
勿論、山本圭壱のやった事を全肯定する気なんてさらさらないが、10年という長い社会的制裁。やっと巡って来たチャンス。相方との泣き笑い。
その全てがこの歌詞にこもっている。
本当にスタッフすごくない??
いやいや選んだスタッフが凄いとか言うことでは無く、曲1つ1つに対する熱量が凄いんだろう。
こんな曲もある。
握りしめた後悔の数だけ
このままじゃ終われないと この胸が叫んでる
あざの1つや2つ怖れていちゃ進めない
苦笑い押しのけて 転んでは立ち上がる
ストレート過ぎる。含ませる、聴き手に考えさせるなんて煩わしい事なんかさせない。
ただただ真っ直ぐに気持ちを伝えている。
熱い!!熱すぎる!!松岡修造かよ!!
とまぁこんな具合に「夢」とか「情熱」 とかいう暑苦しい思いを、ストレートに暑苦しく歌詞にしている。
カッコいいじゃないか!!
今、「夢」「情熱」を持って生きている人はどれくらいいるだろうか?
まぁ、人それぞれ何かを思って生きているだろう。
僕もその内の1人だ。
そんな人には響きまくる、背中を押してくれるバンドだ。
売れてくれ!!
彼ら「カラーボトル」もう結成して14年が経つという。
あまり知名度は無いが、ブレイクするには充分なきっかけを得たと思う。
小さな頃から 思い描いていた夢
形にした人たちはいったいどれくらいだろう
(10年20年から一部抜粋)
いつも、歌手として人の夢を応援していた彼ら。
今度は自分達の夢を形にする番だ!!
本当に売れて欲しい!!